アトラスレポとヨーロッパレポ19
2011年 07月 25日
原田雅之さんの撮りためた写真と散文、そして奥様とつくる焼き菓子
第一印象は
ATLASにハマり過ぎててウケました(笑)
焼き菓子販売が、写真が、散文が持っている空気感がATLASの作り出す空間に溶け込んでおり(溶け込みすぎだろ!!)、「和音」と「リズム」を強く意識させられました。
写真と散文ですが、意図しているのかいないのかそれらは決して結びつけられていないようで、強く結びついている。
そう、人と人との結びつきは目に見えるものではないが、確実に結びついているのを感じるといった感じの結びつきを感じながら見ることが出来る。
なーんて詩人風な書きはじめになってしまいましたが、僕は写真に強烈な興味があるわけではありません。撮るのも見るのも。
撮るのも旅行だからとか、珍しいからとか、ブログで使うからとか、皆で一緒だからとか、「これウケるね」とかで撮ってるだけで写真に関しては人並みです。
ですが、そんな僕でも「面白い」と見入る写真があったりもします。
そんな写真に出会えると僕自身「得」した気分になるから実はちょいちょいそういうの行きます。
ま、そこまで書いているということは結論から申し上げますと僕的に非常に惹かれ入り込めた写真が見れた。ということです。特に2点。面白過ぎて今思い出しても笑っちゃいます。
1点。僕がタイトルを後付けしていいのなら
「無駄と無駄を浪費し産まれた無駄?」
というタイトルをつけたい。
「コレあっても誰も気にしないでしょ?という無駄なことに無駄な税金を費やしどう考えても無駄な数を作っていやがるなー」と瞬間的に感じ、引き込まれてしまい浸かってしまうと面白い化学反応が起きた。
無駄無駄無駄(DIO風)と言っているものの、その「無駄の結晶」を写真に凝縮されたものを見ている僕は・・・なんと「楽しんでいる」ではないか!?
ということも考えてみるとあら不思議?「これは無駄なのか・・・?」という疑問が発生し、一人その後の家路も「なぞなぞ」をもらった気がして「いや、でも無駄は無駄で・・・無駄を無駄と思わないヤツがいるだけで、でも実際は無駄なカネ使っているわけだけど楽しめたらそれは無駄で無くなるのか・・・いやそもそも無駄で楽しんでることが無駄な・・・」と一戦やりながら帰れて楽しすぎました。
もう1点
こちらもタイトルをつけさせてもらうと
「人のない人影」ですかね。
これはアンティークや古着にも感じるもので個人的に「ど・ツボ」なのですが
「初めてこういうの見た」という写真ではありませんが、ここまで「人影」を強く、そしてその「人影」にユーモアを感じたのは初めてかしら?
「人」は一人として写っていない写真ですがそこにいる「人影」を感じずにいられない写真でした。
その「人のない人影」は必ず存在していました。
「人影」の性格や声、しゃべり口調、生活レベル、銀歯の数、こともあろうに晩酌のつまみ、話のネタ、見ているテレビの番組まで見えてきそうなほどその「人のない人影」は「影の持ち主」を想像させてくれる面白い写真でした。
これも帰り道「影の持ち主」と一戦交えながら帰れて楽しかった。
僕は自分から入って行けないタチで、あっちから引き込む力が無い写真には入り込めません。
ここまでどっぷりいかせてもらえて楽しかったです。
写真は人並みと言っておいてタラタラと申し訳ありませんがまとめさせてもらいますと。
お菓子が美味しくて母に買った分も俺が食べたいから返してほしい。
ということです。
ATLAS「ある記憶展」 31日まで。
さて、ヨーロッパレポも19ですが
今日は前置きというか、が、長くなったのでほんのちょっと

ホテルからトコトコ散歩したところにあるタイ料理屋。
見てると若い子が多い。ドイツでもタイ料理は若い子に人気なのかな?

レッドカレーはココナッツミルクの利いた辛くてもコクのある美味しさ
トムカーガイは簡単に言うとトムヤムクンにココナッツミルクを足してマイルドでコクのある味に仕上げた感じのスープ
どっちもココナッツミルクで辛い、ほぼ同じ味に気持ち悪くなりました。
グラタンとオニオングラタンスープは大丈夫でも、ココナッツミルク系ダブルはちとつらいものがあった・・・

違いがあるんですが想像つきますかね?

再三に渡り壁について以前から説明しているので今回はしませんが、こういう歴史もあるところだからなにか愛らしいのかもしれません。
ま、僕はベルリンが大好きってことです。
では仕事です。
お待たせしました。今回はかなりかわいい子達多いと思います。

そういう気分にさせる愛らしさを持ってますものねどの子も


¥7900- THANKYOU SOLD

鼻が高いハンサムなのは古いのだそうですが、ボロイので
¥4900-

写真では撮り忘れちゃったんですがこの子首が悪いです。というか一度千切れちゃったのをヒモで直されています。
完品でないと・・・という方には無論すすめられませんが、ちびちゃんのお気に入りの子の首がとれちゃってチビちゃんが泣いている横で、「よしよし」言いながらお母さんが直したんだろうか・・・なんて考えちゃうと手放したくないくらいです。ということで今回の子達で僕の一番のお気に入りはこの子
首以外はいい感じなんですけどね。
¥6900-

なんか・・・その・・・隣で喧嘩してるのにも気付かないで自分はご飯食べ続けちゃいそうな鈍感そうな感じがたまりません。
¥7900-

同じ顔のペアが欲しい方2人連れ帰ってはどうでしょうか?
どちらも正統派のかわいい子ちゃんです。
¥7900-

前にも似たような子が入っているんで一緒に検討してあげて下さい。
¥5900-

なかなかここまで小さいのもないのでいいんではないでしょうか?

¥14900-
と、今回のクマちゃん達はこんな感じです。
ANDANTEANDANTEにはいないんですがテディーベアはおろかぬいぐるみを初めて作った会社ドイツ「シュタイフ社」の創設者マルガレーテ・シュタイフさんの言葉にこんなのがあります。
僕は子供はまだいませんが、その言葉は「子供達」を考える上で非常に素敵な考え方だな。と思うのでここで紹介します。
話し掛けて
頬を寄せて
抱きしめて・・・
うれしい時も寂しい時も
ぬいぐるみは子供のハートの一番近くにあるおもちゃ
だからこそ
最良のものを与えたい
アポロニア・マルガレーテ・シュタイフ
シュタイフのぬいぐるみが高いわけがわかりました。
ま、紹介したのはボロなんで決して最良のものではないんですけどね(笑)
雰囲気はいいですけどね。
「子供に出来る最良を」これは全てに通じますし、ずっと心に置いておきたい言葉です。
いつも同じ安い服着て、ボロになるまで鞄も買い替えず、これといった贅沢もせずに浮かせたお金が
ファミコンや、まんがや、ピーピーって鳴る靴や、ゾイドや、ミニ4駆などを僕に買い与えるお金になってたんだ・・・と両親を思うと
先程の「お菓子返してほしい」は取り消して返さないでもいいよ。と思います(笑)
それはギャグですが、ま、またヨーロッパでもそのうち連れて行きます。今度は車あるから母も楽でしょ。
母が乗っててもアウトバーンで180キロ出してやりますけどねー!!(笑)
シュタイフさんの言葉はわかりやすくていいですね。
改めて言っておきますが「シュタイフ社」のクマちゃんはANDANTEANDANTEにはいまのところいませんからね。
ぬいぐるみマニアだったので考えさせられます。母からもらって、すっかりぼろくなったウサギのぬいぐるみとか今だにありますものね~。
親ってすごいですな!だから、クッキーくらいあげて下さい(笑)
感動した?
それは不覚だねー。だまされてるよ俺に(笑)
よだれのしみこんだウサギの人形今度紹介して下さい。
僕は一時期何もかも捨てまくった時期があったから小さい時のものが残っているのはうらやましいよ。