すごいです。
2013年 01月 22日
雪降りませんでしたね。
むしろそんなに寒くない。
では仕事
ヨーロッパ買い付け以来ずーっと大事にしてしまい今になってしまいました。
温存してると、気がつくと出すタイミング失いがちです。
















「MDCCCXCVIII」なので1898年に製本されたものだとわかります。
「BREVIARIUM」と題されています。これは「聖務日課の書」「概要」というふうに翻訳されますので、一般の信者が使用する物ではなく、カトリックの教会の神父様の使う物だったのでしょうか?(牧師様はプロテスタント)
ブリュッセル図書館にあった物ということもスタンプでわかるので、ひょっとしたら図書館用かもしれませんが、資料にするのならこれだけ立派な物の必要は無いでしょうから、恐らく教会で使用された物を後に図書館へ資料として寄付されたものではないかな、と考えています。(違ってたらすいません)
「EX DECRETO SACROSANCTI CONCILII TRIDENTINI」は「トレントの評議会令」と出ましたが、ここらへんになると正直僕のキャパを超え専門家くらいしかわからないことになったので参考になりそうなのを貼っておきますのでご興味あれば見てみてください。
トレント評議会
エキュメニカル教会協議会
もうわかりませんね。
後ろのページをみると「IMPRIMATUR」って書いてあり、複数の年数がありますが、こちらは「カトリック教会による出版許可」を表す単語になるので、初版が1891年で、1899年のは紙のサイズが違う物が後から付けられているので、改訂された部分なんかが追加で出て貼り付けた物の様です。
サイズはタバコと比較してもらうとわかると思いますが大変大きくてページ数も約1100ページほどあります。
重さも5キロほどはありますかね。量ってませんが持った感じ5キロくらいだと思います。
年代は19世紀後期とそこまで古い物でもないかもしれませんが、とにかくカッコイイです。これはなかなかお目にかかれないカッコよさだと思います。
お部屋にキリスト系のコーナーとか作っている方には是非検討してもらいたいです。これあればもう聖書はいらないでしょ?
「あーもっといいのあったわー」ってなかなかならないと思います。
だってめちゃめちゃかっこいいもん!半年以上も温存しててすいません。ちょっと手放す勇気ありませんでしたので今になってしまいました。





「すごいね」っていうのが初めて見たときの感想です。
かなり雰囲気作っている人、作りたい人でないと少々手にあまりそうなくらいの雰囲気ですね。
重々しいまでに神秘的でありますね。
写真では見えませんがガラスの建てつけが悪くなったのか固定するための接着剤のようなものがちょっと垂れてます。目立ちませんけどね。
暗く、どこかゴシック調のお部屋づくりされているかたに大変おすすめです。
こういうのアンティーク屋さんではたまに見かけますが高いので、蚤の市に出て来てたので買って来れました。
すごいですよー
¥13650-
では明日もよろしくお願いします。
GOD BLESS
Thankyou.But it's just business, huh?