昨日のランプ
2014年 01月 06日
深夜0時を回るまで配線工事による解体組み立て、その他にもヤスリ掛け、油注しあんちゃらかんちゃらやってると時間がかかります。
さて昨日は大晦日から年越しでしたが
元旦も毎年恒例
まずはダラダラ昼過ぎに置き母と千葉のダイエーに行きちょっとした御節料理買って食べて
地元です。
成田山です。


いるときは岩が全部隠れるくらいの亀がいますが、この季節だからか、時間だからかわかりませんが亀の姿はなくたぶん寝てるか、冬眠とかする動物かどうか知りませんがひょっとしたら冬眠してるのかもしれませんね。亀の島の島民だけにね!



こちらは毎年恒例っていうか毎成田山恒例になってます。
いつでも成田山にいったらやります。
こういう池や噴水などに賽銭投げるのって基本的にあまり感心はしないんですが、ここだけはすいません別です。もうこの3日前くらいから楽しみにしてるくらいです。
小銭を亀が食べちゃったりしないのかなー?とも思いますが「賽銭投げるな」っていう注意書きがないので大丈夫なんだと思います。
橋から亀の島(岩)に賽銭投げて落ちずに乗れば「今年もノるでしょう」という単純明快な思いで投げます。
投げる硬貨の種類選びも重要です。
5円10円などの重量のあるものは島(岩)までの投げやすさはありますが、それらは島(岩)の上で跳ねて岩の外に弾き出される可能性大です。
軽く、空気の抵抗を受けてしまうので力加減が難しく岩まで投げにくいですが、岩の上で跳ね上がる可能性の低い1円玉を投げるのがここ数年の主流です。
僕はわりと得意で今年も一発乗せです!(万が一乗らなくても乗るまでやります)
そろそろ大人の力を使って千円札紙ヒコーキで乗せられるかやってみたいです!
本堂では500円とかしかお賽銭しないくせに!笑

特になにをってわけではありませんが、なぜかいつもここで記念撮影。
記念撮影と見せかけて、女の子だけのグループに写真撮ってもらうようにして楽しんでます!!
罰当たりです!



「先が明るい」っていう写真がいいです。先が暗いのは写真でも場所でも基本的に嫌いです!

今年も黒のを商売繁盛のを買いましたが
そろそろ金もかっこよくていいなーって思います。
ダルマで思い出しましたが
先日借りたDVD
「ダルマ大師(達磨大師)」というカンフー映画

これがまたかなりの
ダルマさんがころんだ
だいぶころんじゃってて
30分くらいのところで静かに停止ボタンを押しました。
「ダルマさんがころんだ」の遊びがこの時「達磨大師」の映画がころぶことを予言していたかのごとく!!
この後面白くなったのかもしれませんが、待てない感じでした。
という感じの元旦でしたが、この後もいつも通り地元のスタバでダベって終わりです。
元旦は毎年こんくらいユルユルがいいです。
では仕事です。
今日は昨日の大物にうってかわって小さいランプ類を手をつけようかと思ってましたが
お客さんもあまり途切れず多くの方に来店いただいたのでまるで出来ませんでしたので、小さいランプ類はまた今度直します。
今日は昨日紹介仕切れなかった分改めてちゃんとです。













Jielde/ジェルデ・・・1940年代、フランスで整備士として働いていた一人の男はランプに悩まされていました。当時の作業用ランプと言えば、ヘッドの角度や向きを変えるためにジョイントを回転させるたび内部の配線が捩れ、使い続けるうちに断線してばかり。自在に手元を照らしながら作業でき、かつ長く使い続けられるタフなランプは無いものだろうか。と
そのとき彼の頭に配線の代わりに金属を使うというアイデアが灯ります。金属製のリングを2つ噛み合わせ、ジョイントが回転する際に接触して電気を通す。彼は整備士としての技術を生かし、配線が無く自由自在に回転する新しいジョイントの仕組みを生み出しました。
その後幾度もの試行錯誤の末、1950年このジョイントを活かしたランプの図面が完成。開発。そして1953年ついに発売となったそのランプに、彼 Jean-Louis Domecq は自身のイニシャル「Ji eL De」を刻みました。他にはない、新しいワイヤレスジョイントのランプを生み出した者の証として。
1980年代にはその機能性とデザイン性に魅せられたデザイナーやスタイリストたちが工業用から日常生活へと取り入れ始め、やがて一般の家庭にもその人気が広がり、半世紀を越えた今なお世界中で愛されています。
というもので50年代フランスにはじまったジェルデです。
シェード・ソケットからアーム、ジョイント、ベースと配線が通っていないということです。ベースから外部コンセントに接続するまでの配線、プラグは交換済みです。
電球は日本で一般的に使用しているものが使用可能になっています。
こちらのタグにはフランスの国の形がデザインに入っているので(5角形の星のようなのがフランスの形です)、最も古いとされる50年代くらいのものになります。
ベース部分とジョイント部分はブラッシュアップが施されていてシルバーの地金に(ブラッシュアップというよりサンダーかけて元の塗装を剥がした程度ですが)
シェード部分とアーム部分は黒で再塗装されているためかっこいい2トーンになっています。バイカラーって言ったほうが今っぽいですかね。
全体的にブラッシュアップされたギンギラのツルッツルになっているものもとてもかっこいいですが、部分的にブラッシュアップされたこちらもいいです!
配線を逃がす金具があるのでそのままビスで留めてもらうかクランプ、ヴァイスで留めるだけでいいです。
ブレーキディスクややや大きめ重めの木に打ち付けて小振りのスタンドにしてもいいです。
スイッチはベース部分についています。
黒と銀で引き締まっていてかっこいいですね。インダストリアルなお部屋はもちろんモダン、クラシカル、スタイリッシュなどどんな部屋にも合いその存在感を感じれます。レースやお花のガーリーなお部屋はちょっと合わないっすねw
size
ベース部約12cm
アーム約40cm×2
シェード部分約28cm
最長(まっすぐに伸ばした状態で約120cm)












2本のアームで形は全く同じという感じですが、ちょいちょい違いもあるので見比べて下さい。
まず、こちらも外部へ接続する配線、プラグの交換済みですが、電球は海外電球ピン式のタイプになります(大型ホームセンター、海外照明扱い店、ネットで購入できます)。
次に、タグが違うのわかりますかね?先ほどのはフランスの国土を現したマークが入っていましたが、こちらにはそれが無くなりました。アルミ板のリベット留めには変わりなく青のプレートなのでおおよそ60年代くらいに製造された物と思います。
スイッチの位置がこちらはシェードの根元にあります。
こちらはベースに電気コードを逃がす部分が無いタイプなのでベースを取り付けるネジ穴3つのうち1つからコードを逃がしています。取り付ける場所によっては2本しっかりネジ打てば十分とは思いますが、不都合、心配がある方は、言ってもらえればその場で鉄ヤスリでコード分けずってコード逃がす穴作ることも出来ます。これはどうぞ実際に見ながらお話させて下さい。
そして見ればわかると思いますが、こちらはブラッシュアップやリペイント等一切されていないタイプで傷やサビが目立ちます。
モダンでスタイリッシュな部屋には黒×銀がすんなりハマりそうですが、リアルなインダストリアル(工業系)感を強く出したい方にはこちらのほうがいいかもしれませんね!
また少々シェードが潰れてゆがんでいますが、それも雰囲気としてこちらは見てあげて欲しいです。
ブラッシュアップされリペイントされたものと、オリジナルらしいダメージのあるもの雰囲気は少々違いますが、違わないことは「とにかくめちゃめちゃかっこいい!」ということです。
「コレがある部屋」と「コレが無い部屋」、どっちで生活したいかっていうと「コレがある部屋」っていうことです。
size
ベース部約10cm
アーム約40cm×2
シェード部分約28cm
最長(まっすぐに伸ばした状態で約118cm)










シザーランプ含めこのテの物は僕には不思議なもので
蛇腹式で伸び縮みするということは圧倒的にその利便性、機能性がデザインになっているのに、一体いつからかその機能ゆえのデザインがデザインとして大変優秀になっていることがとてもおもしろい!
わかります?
機能をデザインするものと美しくかっこいいものをデザインするのとでは少々本質は違うはずだと思うんですが、美しくかっこよくするために少々の使いづらさは已む無し!という物が存在するとは思いますが、利便性、機能性を重視したデザインがこれ、これがすごくかっこよく、その機能を捨て美しさを求めたものをある意味超えるところを目撃しているというかなんというか・・・言いたいことはしっかりわかっているんですがどーにも言葉にするのが難しい!
でもわかります?
それがつまり「機能美」という美的感覚なのだろうと思うんですがやっぱりおもしろい。そして好き。
よほど手元であれこれ作業する方でもない限り、実際のところ蛇腹を動かすということはほとんどない!と断言できます。動いたところで普通に使ってたら動かしません。かといって伸び縮みするこのデザインでなければここまで僕も魅力は感じずこんなにアホみたいにアホなこと書いてませんから、まあつまりなにが言いたいのかってもうわかってると思いますが
「かっこいい!」それだけ。機能があることがすでに無駄な機能であったとしても「かっこいい!」が1番!カステラですら2番!!
まあ仕事もしないといけないでちょっと書いておきますが、
こちらはリペイントがされたものです。コードごとペイントしたようで塗料がコードにも付着している雰囲気が好みということもありあえてコードはそのままにしています。心配でしたら黒でも灰色でもの丸いゴムコーティングのコードに差し替えいたしますのでお申し付け下さいね。プラグのみの交換で、電球は日本で一般的なものが使用可能です。
少々蛇腹の伸び縮みが硬いです。油注して少々柔らかくなってきていますが「柔らかい」まで柔らかくなるかはまだ不明。手元であれこれ動かして使いたい方は注意してご覧になってほしいです。
部屋の間接照明に使う程度でしたらなんの問題もないかと思います。
しかし・・・かっこいい!
size
最伸時約75cm(シェード含む)
最縮時約35cm(シェード含む)









メーカーは「EMERALITE」、こちらは緑のガラスシェードで真鍮脚のデスクランプを見たことがあるかと思いますが、それで有名なメーカーですね。逆にこういうのも作ってたんだー・・・という感じです。
ただシェードには「MEFCOLITE」という刻印もありますね。MEFCOLITEはこういった工業系のものを作っていたメーカーのようですので、ひょっとしたらシェードのみ後付けかもしれません。
それでも1900年代の初頭のものだろうと思いますが、一応パテントは1870年代になっていますので19世紀のものの可能性もありますが、そこに関しては正直判断はつきません。19世紀末から20世紀初頭という感じでしょうか。
ベースの装飾性から女性的な雰囲気にもハマりそうですし、その全体的な佇まいより工業系にもハマりそうなオールマイティーなデザインに思えますね。
¥12600-
という感じです。
なんだかんだまた遅くなってしまった・・・
まあゆっくり色々入れていくので正月ムード抜けたころにでも遊びに来て下さい。
ではまたー