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burg/ブルクの話と、僕の行きたいところ

ヨーロッパの話が一応一通り終わったんですが

そーいえば一個だけ忘れてたことが


オランダにいるときの話で、アムステルダムやロッテルダムなど地名の最後に「DAM/ダム」がつくところが多いことと、その理由をお伝えしました。

そのときにドイツでは地名に「BURG/ブルク」がつくところが多い・・・その話はまたドイツ行った時でも。なんて言ったまますっかり忘れてましたので、一応お伝えしておきます。

ブルクで終わる地名、ロマンチック街道や古城街道などでドイツに行ったことある人はもちろんですが、行ったことない人でも、サッカーブンデスリーガなどドイツについて特になにか興味があって調べたりしたこと無い人でも、いっぱい思いつくと思います。

ハンブルク、ヴュルツブルク、ローテンブルク、ヴォルフスブルク、ブランデンブルク、シャルロッテンブルク、アウグスブルクなどなど、どんだけあるんだよ!っていうくらいブルクで終わる地名がありますね。

ブルクとは一言で「城」

とはいえ城といってもノイシュヴァンシュタイン城のような装飾美でロマンチックにさせる城というほうではなく

軍事的な目的での城、砦、城塞っていうやつですね。

城塞は城塞でロマンチックですがもちろん。

城塞があるところに街が出来たので、城塞都市であるところ、あったところが現在の地名になっているそうです。

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ドイツ コーブルク城塞


ブルクは城塞の意味といいましたが、それの前に付く言葉ももちろん意味があります。


ハンブルクでいうなら湾を意味するハン、そこに城塞の意味のブルクがついてハンブルク

ローテンブルクのロートが赤のことなので「赤い城塞都市」

ヴォルフスブルクはヴォルフはWOLF、つまり狼。「狼の城塞都市」とめちゃめちゃかっこいい地名w

アウグスブルクのアウグスはローマ帝国初代皇帝アウグストゥスが植民地として城塞を設けたことから「アウグストゥスの城塞都市」

面白いし、わかりやすくていいですね。

オーストリアのザルツブルク、ドイツとフランスの挟まれた小さな国ルクセンブルクもそれと同じです。

中世ヨーロッパの権力者による政治は治安の安定よりも、城郭の強化に夢中だった時代ですね。

日本における戦国時代もそれですね。

それが通用したのも剣と楯による肉弾戦メインの時代までであり近代における銃火器の進化や、戦いの場が陸から空になってからは逆に狙われやすいし、逃げられない格好の的になっちゃうわけですがw
そんなのを経て、観光出来るようその門がいつでも開いている時代になったということではとてもいいですね!


ちなみに、女の子が憧れるお姫様的白い城にイメージする「城」には「シュロス」という言葉があるそうです。どっちかというと宮殿のイメージですかね。

さらに、「~burg/ブルク」の他に、「~berg/ベルク」という地名も多い。これは城塞とはまたちょっと違って高台、ちょっとした山のことをさすようです。

さらに、英語圏でのピッツバーグなどの「バーグ」やニューベリーなどの「ベリー」、スコットランドにみる「エジンバラ」などの「バラ」、フランスにおけるストラスブールの「ブール」、北欧の「ボー」や「ボリ」なども地名をつける際に各国、各地域での言葉に置き換えられているもののドイツ、ゲルマン文化圏での地名構成概念?を元にしているそう。

さらに、ドイツには「dolf/ドルフ」で終わる地名も多いですが、これは村、集落のことで、英語圏での「~タウン」や「~トン」もそれが由来だそうですね。

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これはフランスですが


進撃の巨人の舞台のモチーフになっているところらしいです。

確かに上の円形城塞、城郭に下の城塞をはめ込んだら全くもって進撃の巨人の舞台になりますね。


意外に思われるかもしれませんが、実は私まあまあな城マニアでして。

知識的にどーこーということではなく、城の持つ歴史背景と権力や治安、文化また城そのものに足を踏み入れたときのタイムスリップした感覚など、調べるよりは行くことが実は大好きで。

なんなら甲冑でも着て歩きたいくらい。

といいつつ、ここ日本における最高のお城 白鷺城(しらさぎじょう)こと姫路城

小さい時に親父に連れて行かれて以来行っただけなので全く記憶がありません!!

こいつは昨年ついに天守閣の改修を終えその姿を露にした姫路城

城郭が全て残っているので1日なんかじゃ全部見れないとの姫路城

2泊3日でその全てを姫路城に使う旅に行きたいです。3日休めるよう計画してみるかー


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改修前 ノイシュヴァンシュタイン城にも負けない美しさですね。

つーか日本本来の美的センスってヨーロッパとかをも寄せ付けないねこれ

ダントツ世界一で美しいでしょう!

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改修後

白鷺城(しらさぎじょう)の愛称にかけて

白過ぎ城(しろすぎじょう)って今言われてるらしいですwww

しかしこの白さは漆喰による白さで、これが本来の白さとのこと

先に改修されて真っ白になっていた手前の小天守は1年余りですでに黒ずんできてるのですが

新技術によって3年ほど真っ白な本来の姿を見せてくれるそうです。

天守閣内部の公開も先月3月の27日より公開になったので

これは近いうちに行かないテはないですね!!

GWが落ち着いたころにでも行かせてもらおうかしら?

行きたい!

今、一番したいことコレ!




と、まあ昨日のお休みいただいてたときのことでもブログ書こうと思ってたのですが

思ったよりBurg/ブルク、お城の話がヒートアップしちゃったので

今日はこんくらいにして、また明日でも昨日のお休みのこと書かせてもらいますね。






では仕事です。







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BELGIUM wooden picture frame・・・ベルギーで見つけた木製の額です。なかなか最近はかっこいい額も出てこなくなってきてたのですが、これはかっこいいです!!
装飾の彫りの深さがとても深いのでものすごく高級感を感じます。
サイズも大きすぎず、小さすぎずの色んな使い方出来そうなサイズですね。
絵画を入れるだけでなく、ただ壁にかけてあるだけでもいいですし、壁にかけたお花と花器を囲うように飾ってあげたりもいいです。
カケも無くとても綺麗な状態です!
size 全体28.5×34.5cm(F2用)
¥8640-(税込)THANKYOU SOLD





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NETHERLAND wooden picture frame・・・こちらはオランダで。派手すぎず地味すぎないどんな絵でも飾ってもらえそうなバランスのいい額です。
サイズは先の物よりももうちょっと大きいくらいなので、鏡をハメてみたりしてもよさそう。
木の板をしっかりハメて、オボンとしてつかったりするのも面白そうですよね?(木工の知り合いに頼んで商品化できそうだなそれ)
壁にかけてあげるものいいですが、例えば香水ビンや化粧品なんかを置くのにも、テーブルに額置いて中にビン類があるだけでもとても素敵そうです!
少々カケもありますが、それはそれでまた雰囲気いいんです。
size 全体31×40.5cm(P3用)
¥7560-(税込)THANKYOU SOLD







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NETHERLAND wooden picture frame・・・こちらもオランダから。飾りっ気の少ないシンプルなタイプです。前の二つが装飾性強めだったのでなんとなくバランス的にいいかなー?と。
絵を飾るのに、絵を活かすも殺すも額次第といえるほどですが、豪華絢爛であればいいとうわけではなく結局のところ絵とのバランス感覚ですね。
こういうシンプルな額はシンプルに、もしくはゴチャゴチャしてるところに投入を
size 全体23.5×30cm(F2用)
¥4320-(税込)






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NETHERLAND vintage black board・・・オランダで見つけた小さな黒板です。ポルトガル製って書いてありますけどね。
久しぶりにこのテの黒板見つけましたねー。前はちょいちょいあったんですが、最近はヨーロッパでも枯渇気味でしょうか??
学校教材など、子供の勉強道具として使われているもので、幼稚園なんかのお絵描きだったりに使っていたもののようですね。
小さいので看板。とまでは行きませんが、お店でちょっとしたオススメメニューを書いてあげたり、ピックアップ商品の説明なんかに使ってもらえるとかわいいです。
黒板部分は木の板に黒板用塗料を塗った物ではなく、スレート、アルドワーズといわれる石盤。年配の方であれば日本でも大昔には使っていたものです。フランスはじめヨーロッパでは今でも使っているものです。
さあ用意しました!という感じではなく使い込まれた感じがするところ、子供用の柔らかさがあるところがとてもいいですね。
size19×27cm
¥4320-(税込)







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BELGIUM middle1800s antique papier mache tray・・・おぼん。です。「papier mache/パピエ マシェ」という紙パルプを元に作られた材質で、17世紀にフランスで開発された素材です。
この素材が発明された同時期17世紀~18世紀にヨーロッパでは中国に影響された美術様式「シノワズリ」といわれる流行がありますが、もちろんそんなに古い物ではないと思いますがこちらも中国美術の影響で作られたもののようですね。
素材からも19世紀のものということです。
表面のコーティングが剥がれ落ちてしまっていたりする箇所もありますが、まだまだしっかりしているのでおぼんとしてその役目は務まりますね。
また何かを運ぶためのおぼんとしてだけではなく、さっきと同じ提案になっちゃいますが、香水や化粧品そのほかを並べる台にしたり、お店でなにかアクセサリーとか並べるのにもいいです。
曲線も綺麗ですし、お花と孔雀?の絵もかわいいです。ちょっと薄くなっちゃってますけど。
女性的な雰囲気がとてもあっていいですね。
size約51×27cm
¥9720-(税込)






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FRANCE middle1800s~late1800s antique papier mache pen tray・・・こちらは先に紹介した「パピエマシェ」で出来たペントレイです。黒地に金の星型スタンプがされていてかわいいです。
ちょっと昔はちょいちょい出てきた印象でしたが、こちらも最近すっかり出てこなくなったので、集めていたと言う方も最近集まらなくなってきてるのではないでしょうか?
縁がモコモコした円いお皿なんかが一番有名かと思いますが、この柄も有名で19世紀中期~末期ころに多く作られたようでナポレオン3世様式という時代のもののようですね。
ペンを入れるための容器のようですが、ナイフとフォーク、スプーンを入れてあげてもかわいいですね。食品衛生的な責任は負えないので、あくまでも僕の独り言でその後の責任は負いかねますがねw
size約25×7cm
¥3995-(税込)THANKYOU SOLD



という感じです。



なんとなく今日は平たいもの特集になりましたね。

なんとなくですけどね。


ではどうぞ明日からの土日もよろしくお願いします!





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by anan-blog | 2015-04-17 23:14 | ANTIQUES | Comments(0)