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最終回の寂しさ

喪失感です。


こんな喪失感は「古畑任三郎」のシリーズ全話をDVDで見終えた時以来です。


TBSドラマ「天皇の料理番」

先日の日曜、最終回を迎えてしまいました。


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久しぶりに毎週毎週見てたドラマだったので悲しいです。

最終回の舞台は戦争、戦後。

昭和天皇が戦犯になるかどうかを心配し、なんとか自分も役に立てないかと奮闘する主人公、篤蔵


毎日食事を作っては体の事を気にして天皇陛下を「わが子」のように思っているという篤蔵の思い

世界が天皇を否定しても自分は天皇をお守りする

自分の行動が少しでも天皇を守ることになるのならいくらでもアメリカに媚を売る

といった天皇の為に働く主人公は天皇を「わが子のよう」と



篤蔵の師匠、宇佐美さんがGHQから「あなたは天皇陛下のためならなんでもするのか?あなたにとっての天皇陛下とは?」と聞かれ

最初は自分には天皇陛下のことなんて語れない・・・という素振りでしたが

戦犯扱いになるかどうかを必死に食い止めようとしている主人公の篤蔵と

篤蔵の必死さに付いていく新太郎さん、辰吉さんを見て

自分も少しでも天皇陛下を守りたいと口を開くところは胸熱でした!!


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「なんでもするでしょう良くも悪くも。私にとっての天皇陛下は「味噌」のようなもの」

「生まれたときからそこにあるものを親しみ、慕うのは当たり前のこと。その意味を問うたことさえない。

毎日口にしている味噌を食べれなくなったら、とてつもない寂しく思う。暴動が起こる。私もそうする。

天皇とはそういう存在。

天皇を否定すれば日本の統治が困難になるだけだ」

と、一般の料理人の宇佐美さんはまさか天皇陛下を「味噌」という例えには泣けました!


「わが子のよう」と「味噌のよう」ここがまさにミソでした!!

例えは違ってもどちらも「失えないもの」そんな感じでしたね。



最終回冒頭で、お食事会にお出しした料理のうち牛肉を糸で縛って焼いて、糸を解いて出す料理があったんですが

その糸を1本だけ取り忘れてしまうという事故が起きました。

しかもその1本取り忘れた分はこともあろうことか天皇陛下の分に

天皇陛下の分にだけ糸がついたままになっていたと知り真っ青になる篤蔵達

そして天皇に呼ばれる篤蔵こと秋山司厨長

糸の取り忘れが天皇に、切腹ものの覚悟で天皇の前に立つ篤蔵に天皇は聞きます


「糸がついていたのは朕(チン)のものだけだったんだな?」と確認する天皇

「はい!」と答える篤蔵

その答えを聞いた天皇が篤蔵にかける言葉が最後までその部分だけ聞こえないような構成になっていて

最後の最後で天皇が何を言ったのかその言葉が聞けるんですが、それがやばかった・・・涙


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「糸がついていたのは朕(チン)のものだけだったんだな?」

※朕(チン) 皇帝や天子などの自称

「はい!」





「そうか、それはよかった。」

「よかったよかった。」


という言葉が返ってきたとき

昭和天皇のお人柄を描くシーンに泣けました!!



そしてラストは勤め上げ引退する篤蔵と天皇のシーン


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「これまでご苦労だったね。これからも身体を大切にするように。あなたが私の身体を労ってくれたように」

「料理はまごころだね。秋山司厨長。」

と言葉をいただき涙する篤蔵

手には亡き妻トシコからもらったお守りの鈴


泣きました!



でもやっぱり宇佐美さんの味噌がよかったですね。

なんかわからないけど、自分が好きかどうか、自分でそれを守る理由を考える以前に

親が大切にしてる物は自分も守りたい。っていう、なんかそういうところつつかれた感じがして泣けました。

親が守ってるものを守るのに理由なんかあるか!的なね。



大泣きを想定してたところ、意外にも最終回は渋い涙になりましたが

うーん、、、楽しかった!!

DVDボックスとか買っちゃおうか??っていうくらいですw


そんなもんでその楽しさの反動、祭りの後というかんじで

非常に寂しい気持ちです。

喪失感です。




まさに宇佐美さんの言った

味噌を失った気持ちです!

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その台詞が主人公じゃなくて、師匠の宇佐美さんってとこがまたよかった!!








という感じで

特にオチも笑うとこもないですがね。

見ているドラマ、連続ものの終わりって寂しいなー。ですね。








では、仕事です。

そんな素晴しいドラマの後で素晴しいアイテムです。

Jieldeにも勝るとも劣らない・・・いや、ある意味勝っているともいえます(価格的に)

フランスアンティークのランプとしては王様的存在のアレ。ついに入荷です。





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FRANCE 1930s~antique"GRAS RAVEL"desk lamp・・・フランス工業系のアンティークランプの名作にはjieldeはもちろんJUMOなど数メーカー存在するなかでも、異彩というべきか、その扱いが別格な印象を受ける「GRAS/グラ」のデスクランプ。定番205型の入荷です。
GRAS・・・Bernard-Albin Gras/ベルナールアルバン グラが工場やオフィス向けにデザイン。
基本構造の特徴はネジや溶接を一切使わないジョイント方式で1927年にRAVEL社が特許を買い取りGRASとして製造開始
ドイツBAUHAUS、KAISER社と同時期の革新的なデザインと機能性にいち早く反応したのは20世紀の建築デザインにおける最重要人物の一人 Le Corbusier/ル・コルビュジエ。
コルビジェは革新的デザインと使いやすさに魅了され「GRAS」lampの熱心な支持者としてコルビジェ彼自身のオフィスや世界中に数あるコルビュジエのプロジェクトに取り入れました。
ル・コルビュジエはじめロベール・マレ・ステヴァン、アイリーン・グレイなど多くのクリエーターがGRASに魅了されました。さらにソニア・ドローネやジョルジュ・ブラックなどといったアーティスト達も愛しました。
世界中にコレクターのいるランプは2008年にはDCW社によってリプロダクトも発売されています。

さて、こちらは定番205型のものですが、関節部分の刻印はかなり薄れていますがよく見ると「LAMPE RAVEL CRAMART」とあります。最初期型の刻印ではないですので30年代以降の物のようです。
買い付け当初はソケットが変更されていたようで樹脂製のものがついてました。黒の樹脂製のものも悪くはないのですが、どーにもリプロダクトのそれと似て見えてしまうので、ディーラー様にお手伝いいただき当時の物と同型の真鍮製ソケット(木製の管がつくもの)を取り寄せてこちらで付け替えております。
また、配線は雰囲気を損なわぬよう袋打ちのネジネジコードにて仕上げております。
シェードは205型に一般的につくおわん型のものではなく写真のコルビジェのアトリエでも使用されている201型やもうちょっと小振りな207型のようなラッパ型のシェードがついているので、他のモデルまたはもともとはGRASからの物ではなく他の古いランプからの移植の可能性があります。
それにしてもやっぱりすごい雰囲気です!
稀少性が非常に高くフランスをうろうろしていても見かけることすらほぼ無いランプ。見かけたとしてもフランスでもとても高くてなかなか仕入れられるものではありません。
希少性、付加価値がとても高く、コレクターアイテムに昇華しているためランプとしては別格の値段で取引されますが、それでも欲しがる人が後を絶えないのはやはりコルビジェ等クリエイター・アーティストが魅了されたことに裏付けされる美しさがあるからといえます。
この度初入荷となりますが、今後見つけられるかもそうですし、見つかったとしても買ってこれるかわからないので、どうぞ気になっていた方、この機会に是非です!
「粗悪なものほど飾り立てる。 本当に贅沢なものというのは作りがよくてすっきりしていて飾りたてがない」ル・コルビジェ
B22D型口金電球仕様(楽天・AMAZONなどで普通に買えます)
¥118800-(税込)THANKYOU SOLD






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GERMANY vintage"MIDGARD R2"desk lamp・・・ドイツ「MIDGARD/ミッドガルド」のR2モデルのランプです。直付け仕様のものをこちらでjielde同様にベースを取り付けさせてもらいデスクランプ、小柄なフロアランプとして使用出来るようにさせてもらったものです。
MIDGARD・・・1922年Curt Fischerカートフィッシャによってデザイン。 BAUHAUS校長のグロピウスも愛用していたことでも有名であったり、Kandemのデザイナーマリアンヌ・ブラントにも多大な影響を与えたドイツプロダクトデザインのカリスマ的存在でもあるメーカーです。
黒塗装のアイアンアームに薄手のアルミニウムシェードの黒×銀のツートーンがクールでスタイリッシュな印象なので、その配色を尊重し黒×シルバーのベースで仕上げています。
ベースとの接続に必要な箇所に穴を開けビスとナットでのみ固定してあるだけで、配線も本体からベースを通らず外に出るので壁付けやテーブルに直接付けたい場合には簡単に着脱が出来ます。
先のGRASやjieldeにはやっぱりフランスっぽさを感じますが、MIDGARDやKAISER、KANDEMあたりにはドイツらしい雰囲気がありかっこいいですね!!
GRASの後なので、このサイズ、この見た目、このブランド力としてはずいぶん安くうつりますねw
いや、決して安くはないんですがねw
E26型口金電球仕様(日本で最も普通のやつです)
¥35640-(税込)THANKYOU SOLD







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FRANCE vintage desk lamp・・・こちらも壁付け、直付けタイプでしたがベースを取り付けてデスクランプ、フロアランプとして使ってもらえるようにしています。
フランスのヴィンテージでメーカーは不明ですが、GRASの202や206などに一般的なおわん型のシェードを彷彿させるシェードです。
アームは第一、第二アームともに伸縮できるので全部伸ばした場合の最大で130cm程度の高さに出来るのでフロアランプとしてもいいサイズですね。
やや茶色かかったハンマートーンでヴィンテージらしい雰囲気もいいです!
先日のJieldeに続き今日はGRAS、MIDGARDとブランド品が続いたのでどうしてもそれなりのお値段になっていましたが、こちらはノーブランド(メーカー不明)ということで比較的買いやすくなっているんじゃないかと思います。
「どこのがいい」ということではなく雰囲気でほどいい価格でヴィンテージランプ探している。という方にはとてもおすすめできます!
E22D型口金電球仕様(楽天、東急ハンズなんかで買えます)
¥23760-(税込)THANKYOU SOLD





という感じです。

夏本番になるとしばらく着用している服が薄くなっていくのと比例して衣類への購入意欲って薄れますよね。

暑くて外に出る時間も減りますからね。

エアコン効いた部屋で過ごす時間が増えることもあるかと思うので、そういう時にお部屋をキメてくれるようなランプが入ると気分も高まるってもんです。
ヴィンテージのランプには、現行品やリプロダクトには無い圧倒的な存在感があるうえ、アンティーク、ヴィンテージな雰囲気はもちろんのことモダン、スタイリッシュな部屋にも違和感無く馴染みつつ存在感を発揮してくれるのでほんとにおすすめです。
「アンティークの」「ヴィンテージの」といった、いつでもどこでも買えるものでなく、状態や雰囲気を含めれば確実に1点物、全く同じ状態のものは2つとないというスペシャリティも含めて部屋を彩ってくれる意味でも、ほんとに優秀なアイテムだと思います。

どうぞよろしくお願いします。



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by anan-blog | 2015-07-15 03:16 | ANTIQUES | Comments(0)