ANTIQUEとVINTAGE
2008年 09月 17日
先日、立て続けにお客さんから「ANTIQUESとVINTAGESって何が違うの?」と質問されました。
そ・こ・で。
いよいよ今日はアンティーク、古着屋らしいブログをつくります!
そもそもアンティークって?昔はなんとなく「バブル」な感じがして、なんか高いものだと思っていました。壺とか像とか。
もちろんそれもアンティークですが。近年「クーネル」とかの雑誌や「中目黒」等の古着のNEWMECCAの影響もあってか、うんと身近になったんではないかと思います。
「ANTIQUE」それはもともと1870年頃まで古代ギリシャ、ローマの遺物に対して使われた単語だったようですが、今では「アンティーク」と言うと、法律上では輸入関税に関する法律で 「製作後100年を経た物」に限ると定義され関税額を決定する基準となっています。
あまり知られていませんが
ラビッシュ(rubish) ・ ブリックアブラック(bric-a-brac) ジャンク(junk) なども
ラビッシュとは原語的に言えば、ごみの意味ですが、中古のテレビとか古着などリサイクル商品のことです。ブリックアブラックも同じような意味です。ジャンクとは1940年以降に作られたものに対して使われるようです。
専門の人と話すとこんな言葉も聞きますが、そんなに日本では耳にしませんね。つーかちょっと意味違えて使っていますよね(笑)
「VINTAGE」本来はワインに使われるようです。極上の年のものなんかをこう呼びます。シャンパンの「ドンペリニョン」これは極上の年にしか製造されないようです。毎日飲んでいますが極上です・・・・・うそです。
古着だと、いわゆる「LEVIS」や「LEE」などのブランド品の一定時期の経過、もしくはそのディティールをもったものを指しますよね。
「ANTIQUE」も「VINTAGE」もあんまり気にしないで、一般的にわかりやすいように使えばいいんじゃないかと思います。知ってて損はないと思いますが、囚われなくていいと思います。